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  • 執筆者の写真小濱 香織

【私の頭の中2】よく思い出すこと。子供の自信がつく瞬間について。

更新日:2020年5月19日

おはようございます。


小濱香織です。


今日もリトミックについてお話していきます。


わたしは3歳の時、リトミックレッスンへ通っていました。


私のクラスは男の子3人、女の子2人のグループレッスン。


毎週楽しみにしてレッスンへ通っていたことを未だに覚えています。


先日母に質問しました。



「私がリトミックレッスンへ通っていた頃、レッスンでどんな子供だった?」と。



今リトミックの先生をしているくらいだから、さぞかし優秀だったでしょうと、自信満々に質問。笑笑



「香織なんて、元気の良い男の子と一緒になってよく別のことしていたわよー笑」



「うそ?!汗笑!先生そういう時どんな感じだった?怒ったりした?」



「先生は怒らなかったよ。優しい先生だった」



30ウン年前のリトミックも、子供たちの行動を許容しのびのび活動させるという基本概念は今と変わらないことが発見でした。



そして、一番鮮明に覚えている出来事があります。



ある日のレッスン、3匹のやぎとがらがらどんの絵本での活動でした。



先生が絵本を読んでくれて、最後のクライマックスシーンをリトミックで行うというもの。



そのシーン

先生が太鼓をドンドンと鳴らし

子供たちはやぎになり、橋の上を渡るという活動。



他のお友達は、楽しそうにやっていく中私は


絵が怖いし

トロルという怪物も怖いし

太鼓の音も怖いしと



珍しく「やりたくない!」と意思表示しました。



そして、子供ながらに、やらないって言ったらダメかな?と思って先生の反応をみました。

 


すると先生が


「香織ちゃんいいよ。こっちいらっしゃい。」


と優しく抱き寄せてくれました。



子供ながらに、自分の気持ちを言っていいんだ!


と感じたのを今でもよーく覚えています。



そして、リトミックで私が得た最大の成果とも思います。



リトミックの先生であれば、幼児期に子供を強制して、大人の思い通りに活動させることが良くないことだと知っていると思います。

(年齢によって、しつけの観点でキチンとやるときはやらなければいけないですが、基本スタンスとして)




大好きな児童精神科医の佐々木正美先生も本の中でこんなことを話してくれています。



「人間というのは、どこかで全面的に受容される時期があればあるほど、安心して自立していけるのです。


自分が全面的に受容されるということは、ありのままの自分を承認されるということです。


ありのままを承認されるということは、子供にとっては、このままで私はいいのだという安心感、すなわち自信になるのです。


人生のできるだけ早い時期に、この安心感を与えられることがだいじなのです。」


(子どもへのまなざしから抜粋)




まさに、私の経験とリンクしました。



リトミックを習う利点の一つとして。



子どもにとって本質的に良いことを知っている先生と子どもを触れさせる機会を定期的に持つことが、子供の教育や成長、子育てとして良いことなんだと思いました。



リトミックからもたらされる効果の一つとして、声を大にして言いたいことです。



「子供を自立させたいのであれば、早い時期に沢山認めてあげること。」



私のレッスンに通っている生徒さんであれば、この記事を読んでいただいたら、だから先生そういう感じなんだ!と納得してくださると思います。



子供たちの未来がリトミックによって輝きますように。



心から願っています^_^

 


#オンラインリトミック

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#ZOOMリトミック





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